2013年8月6日火曜日

ドコモの7月契約者数は純増、ツートップ評価=NTT社長

ドコモの7月契約者数は純増、ツートップ評価=NTT社長

[東京 5日 ロイター] - NTTの鵜浦博夫社長は5日の決算会見で、NTTドコモの7月契約者数が2カ月ぶりに純増に転じたことを明らかにした。

鵜浦社長はドコモについて「7月の純増数はかなりの数で獲得できたと聞いている」と説明。「6月の純増数がたまたま厳しかったがゆえに厳しい評価をされているが、これで評価が多少変わるのではないか」とし、特定のスマートフォン(多機能携帯電話)を重点的に販売するドコモの「ツートップ戦略」に一定の評価を示した。

新規契約から解約を差し引いた純増減数で、6月のドコモは5カ月ぶりに純減となった。ツートップ戦略でドコモ契約者の端末買い替えは増えたものの、他社から流入する利用者への現金還元策を取りやめたことから、ドコモへの乗り換えを促進できなかった。

7月は還元策を再開したが、鵜浦社長は「キャッシュバックで(純増数が)回復したと思っていない」とした上で、他社の販売策など「毎月の販売はさまざまな要素で決まる」と述べた。

ドコモが米アップルの「iPhone(アイフォーン)」を導入する可能性については、「ドコモとの間では必要な意見交換をしており、この場ではコメントしない」とした。



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